美容室、ジェンダーロール、エゴ
深夜なので、恋愛感情について脈絡なく。
(深夜なら大体なんでも許されると思っている)
こないだ、いつもお世話になっている美容師さんに髪を切ってもらった。
美容師さんは子供を持つシングルマザー。とても優しくて明るい方で、いつも彼女とくだらないおしゃべりをするのを楽しみにしている。
こないだ話した時からもずっと仕事をお休みしていて今もニートなこと、最近いい胃薬に巡り合えたことなど、いつも通りいろいろ話していたら、時間あるなら恋人作るのはどうなん?もし退屈なら楽しいかも、と言われた。
久しぶりにそういうことを言われた。
恋人のいる日々がどんなもんなのか思い出せないわけじゃないけど、今は遠慮しておきたい。
美容師さんと出会ったのは3年近くお付き合いしていた元彼とお別れしてからすぐの頃。
元彼が髪を染める人がそんなに好きじゃなくて、私も別にこだわりがなかったのでずっと黒髪のまんまでいたんだけど、
「健康な人と結婚したい」的なことを言われて振られ、吹っ切れた。
くそやろーと思った。で、髪を切ることにした。もう女らしくしてなくてもいいんだ、好きにしてやろう。
なんて思って「青系に染めて、ツーブロックにしてください」と言ったら全力で止められた。
その時から私には世間一般にみて恋人といえる存在はいない。
そういう欲望が無いので全然問題ないし、パートナーが男性であることにこだわって結婚したいとも思わない。
できることなら、親友と言える人と暮らせたらいいなあ。
私は以前から、気の合う同性とシェアハウスor近居して暮らすのが一番気楽だと思っている。同性ならお互いの体調のこともよく分かるだろうし、現代社会のジェンダーロールにもとらわれずに生きられるから。私の人生にとって、それが一番大事だ。
そもそも、本当は恋愛とか関係なく、性別にとらわれず気の合う人と親友になりたいと子供の頃から思っていた。
けれど生物学的に男性な人とそう接していたら「自分に気がある」と思わせてしまう、なんてことが何度かあったので、もう諦めてしまった。
女性に恋愛感情を抱いたことはまだないけれど、なんとなく生涯の心のパートナーは女性だな、と今は感じている。
話がちょっと変わるが、自分が経験したことがある、片思いの状態から両思いになりたいと思う願望そのものがちょっとこわい。
他の人がそうしているのは何とも思わないけど…相手の特別になりたい、という欲望はエゴそのものだと思う。
エゴがあることは生きるためにも大事なことだ。そんな人間も可愛いな、なんて思うけど、それを自分に当てはめると、なんだか嫌な気持ちになってくる。なんでかな。
なんでなん〜