巣穴暮らし

ザリガニかもしれない

銭湯に行ってきたよ

こんばんは。2月の真ん中になりましたね。

最近本当に寒くて参っています。あたたかく過ごしたいけれど、1月の電気代が8000円台だったので、このごろはなるべく暖房代をケチっている化けザリガニです。

でも、そのせいであまりに寒くてコタツから出られず、時間を無駄にしている気が。

時間とお金、どっちが大事なの(どっちも大切です)

 

 

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今日、弟に誘われてローカルな感じの銭湯に初めて足を踏み入れたので、記念に今の気持ちをブログに残しておこうと思います。

 

これまで京都市内のスーパー銭湯に行ったことはあったのですが、地域にポツンとある感じの銭湯に行くことはすごく勇気が必要なことでした。

化けザリガニは服を着ていない状態で人に見られるのが大嫌いです。

どんな心情なのかをザリガニで例えると、脱皮直後のフニャフニャな身をさらしているような感じ。

自分が自分ではないような感じがして嫌です。

あと、ちょっと潔癖症なので、不特定多数の人が通る場所を裸足で歩くことが苦手だったりします。

 

でも今回は、

①前から銭湯の中がどんな感じになっているのか気になっていたこと、

②一人じゃ絶対に行けそうにないけれど、弟が一緒に行ってくれるということ、

③新しい場所に行きたい、と心が叫んでいたこと(最近寒くてひきこもりがちなため)

の3つが背中を後押ししてくれました。

 

今日行った銭湯は外見(古いネオンがかわいい)からして昭和レトロな感じ。

さすがに中は最新式かしら?と思っていたら、けっこう昭和な感じが残っていました。

まず驚いたのが、男湯と女湯が完全に分かれていないこと。

いや、分かれていると言えば分かれているのですが、高い壁に区切られている、という感じでした。

なので脱衣所もお風呂も、向こうの声が聞こえてくる感じです。

そういえば、高校のトイレもそういう作りだったなあ・・・。

空間を広く感じさせることを目的としたつくりだと思うのですが、なんだか落ち着きませんでした。

 

あと、脱衣所の手前にある受付も男女の脱衣所の間にあって、明確に仕切られておらずカーテンで遮られている感じでした。

受付のおじちゃんがこっちを見ようと思ったら、簡単に見えてしまうやんけ!

ビビりながらとりあえず服を脱いで、タオルで体を隠してそそくさと中に入りました。

 

かなり不穏な気分でスタートしたローカル銭湯デビューでしたが、ワクワクポイントもありました。

特に、先端に玉のついたレバーのようなものを動かしてシャワーのお湯を出す感じが楽しかったです。(古いタイプだからか、お湯の量や熱さは調整できませんでした)

昭和の時代では主流だったのかな。

知らないことだらけだなあ、と思いました。

あと、ジェット風呂が薬湯になっていてけっこうよかったです。最初のほうはお風呂に人がいなかったので、ずっとそこにいました。

困った点は、どの浴槽が何風呂なのか記載がなかったことです。

プレートのようなものがついている浴槽もありましたが、字が完全に消えていて何を書いているのかまったくわかりません。

なので、間違えて電気風呂に手を突っ込んでしまい、ビリビリになりました。

(あの時シャワーを浴びていた方へ。変な声を出してしまってすみませんでした。)

 

みなさんは電気風呂、好きですか。

私はかつて、スポーツの練習でよく足を故障して電気治療をしていたのですが、それでも電気風呂だけはどうしてもダメです。

ついでに炭酸飲料もダメです。

炭酸飲料はぷつぷつと泡が出るのでよく見たらわかりますが、電気風呂は凝視してみても全然わかりません。

電気風呂かそうでないか目視して分かる人もいるのかもしれないが、私はそこに達するまで銭湯に行くことはないと思うので、電気風呂は電気風呂であることが分かるようにしてください(切実)

冗談抜きで2022年に入って一番びっくりしましたよ。

大胆に足を入れていなくてよかった。

 

電気ビリビリ風呂の他にも、冷たいラドン風呂、よくわからないけど浅くて熱い風呂、普通の風呂、サウナなどがありました。

ラドン風呂は水だったので入らなかったし、サウナも自律神経がひ弱なので怖くて入りませんでした。

結局20分くらいでギブアップしてしまった気がする。

 

脱衣所に戻って身体を拭いて髪を乾かそうとしたら、ドライヤーが有料(10円玉を入れるシステム)でたまげました。いや、そんなことあるんや。

たぶん、お風呂の大きさに対して洗面台自体が小さくて少なかったから、「髪は家で乾かしてや」ということなのだと思います。

外、寒いけど財布に小銭がないからしかたがありません。

家にドライヤーがあること、ありがたいなと思いました。

 

あと、脱衣所に昭和式のマッサージチェア(コイン式)があったのも印象的でした。

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昭和式マッサージチェア

昔の銭湯には必ずあったらしい。

↑(こちらのサイトからの拾い画です)

『「昭和の暮らしと遊び展」@京阪百貨店(大阪府守口市)』門真・守口(大阪)の旅行記・ブログ by JOECOOLさん【フォートラベル】 (4travel.jp)

単純なつくりに見えるけどどれくらい気持ちいいのかなあ。現代のマッサージ器がいかに素晴らしいものなのかがよくわかるような気がします。

あとは、昔稼働していたと思われる、大きめの食器棚ほどの大きさの「ラドン発生器」が使われていないモノたちと一緒に隅に置いてあったのも印象的でした。

新鮮な空間だったのでもうちょい長居したいなという気持ちもあったけど、脱衣所でボーっとしているのはよくないので、靴置き場を通ってそそくさと外に出ることに。

 

結局銭湯への苦手意識は消えなかったけど、元気な日に3か月に1回くらいならいいかもしれないな、と思った1日でした。

何年かかけて銭湯巡りをしてみようかな。

いや、やっぱりやめとこうかな・・・。