巣穴暮らし

ザリガニかもしれない

久しぶりに、詩を書きはじめました

こんにちは。化けザリガニです。

最近、詩を書くことを再開しました。

私は小学生の頃から原稿用紙を机に広げて詩を書くことが好きでした。

(なんとなく原稿用紙というものに憧れがあり、今でも好きです。)

なぜ詩を書き始めたのかははっきりと思い出せませんが、国語の授業で谷川俊太郎さんの詩を習ったことと、小学生3年生の頃、俳句のコンクールで賞をもらったことがきっかけだったかもしれません。月明かりに照らされる蟻の行列を俳句にしました。

ちなみに私のおじいちゃんは俳句の先生をしていました。うふふ。

俳句は決まりごとがあって少し難しいけど、詩なら自由に書けます。なので気楽にやれます。

 

それから中学時代の半ばまで一人で勝手に創作活動を続けていましたが、そのうち辞めてしまいました。

その頃の私は心身ともにボロボロで、暗黒の詩(?)を書いていました。その詩を母が心配して担任の先生に見せたという話を聞き、びっくりしてしまいました。

また、詩を書くのを辞めたのは、詩を書くことが恥ずかしいことのように思えてきたこともあるのかもしれません。詩を書いていた当時の担任は、みんなにポエマーと呼ばれていました。今はそういうふうに呼ぶのだろうか…?

その先生はとても素敵な先生で、元がん患者だったのですが、教室に直筆の詩を飾っていました。中学を卒業する時に、私の日記(いわゆる連絡帳)を譲ってほしいと言ってくれたことも、いい思い出です。(もちろんあげました。)

 

 

それから15年くらい経ち、最近トナカイさんという写真家の方の展示にお邪魔した際に、「物語は変わる」という素敵な詩と出会い、感動しました。そして、詩を書くことはかっこいいことだという感情が私の中に戻ってきたのです…!

 

ということで、28歳の今からですが、たくさん詩を書いてみたいなと思います。

消化器の持病で苦しんだり、うつ病を経験して動けなくなってたくさんのことを考える時間を経た今だからこそ、フレッシュに浮かぶ言葉たちがあるはずです。

 

詩はnote「たましいのかくれが」に書きとめておいて、そのときの気持ちや詩のポイントを、このブログ(「巣穴暮らし」という名前です)に記しておけたらいいなと思っています。

読む人によって自由な解釈ができることが詩のよいところだと思いますが、自分がどういう気持ちでその言葉を選んだのか、60年後くらいにはすっかり忘れてしまうだろうと思うので…オババになった自分が「?」とならないよう、あえて残しておきます。

わざと解説を残さないでおく詩もたくさんあると思います。

 

詩を書くことを習慣にできますように。