夏ですか
こんばんは。夜に虚無に襲われている化けザリガニです。
最近気温が高く、本州はすっかり夏模様になってきましたね。まだ梅雨も来ていないのに!
もうすぐ梅雨入りの報せが入ってきそうな今日この頃です。
-----------------------------------
化けザリガニが体調を再び崩し、仕事を辞めてからもうすぐ1年が経ちます。時の流れは早いものだなあ。
あれから色んなことがありました。中でも大きかったのは、子供の頃から一緒だった愛犬のしろが天国に旅立ったこと。
寂しい気持ちですが、散歩や介助、ご飯作りなどたくさんのお世話を最後にしてあげられて本当によかったなと思います。
長らくお休みしていたので辛い出来事が少なく、楽しい思い出の方が多くてありがたいことです。
中でも嬉しかったのは、信頼できる大好きな先生に出会えたこと。おかげさまで体調も上向いてきたなと感じています。
こないだは久しぶりのライブに出かけたり、植物イベントに参加して新しい多肉植物をお迎えしたりしました。
↑既存の子たちと一緒に、鉢の組み合わせを考えているところ。みんなかわいいよ。
けれど、なにかを得るということは何かを失っているということでもあり。
長い時間をかけてキャリアを積むことに憧れをもっている人にとって、若いうちから体調を崩す、ということは過酷な経験だと思います。
そういう体験が自分の身に起こらないに越したことはないのですが、今までの自分の人生や人間の心身に関する理解が深まるいいきっかけになったと思います。
いつか同じような体験をこれからする人の役に立てる時がきたりするのだろうか。分からないけど、すこしは役に立てる自信があります。
最近、Youtubeで精神科医の先生のチャンネルをよく見るのですが、その時に目にした「心とは脳である」という言葉が胸に刺さっています。
特に考えさせられるのは「不安感」について。
化けザリガニは淡水魚とともに暮らして長い期間が経つのですが、普段から鳥、大きい魚に当たり前のように食べられてしまう小さな魚であればあるほど周りを攻撃し、仲間を警戒しながらビクビクと生きている(ように見える)のを見ると、わたしが生きている限り不安感はなくならないし、それは生きていくためにあるものなのだと気付かさせられます。
もし私の中にある不安感がなければ、どれほど楽に生きていけることか。けれどもこの不安感(=警戒心)がなければ、もっと辛い体験を重ねることになっていたかもしれない、とも考えられるわけで。
つまり、私たちが生きている限り不安を完全になくすことは出来ないのだろうな、と思ったのでした。
けれども、自分の人生について振り返ってみると、実際に体験した苦しいことよりも、自分の心によって生み出された不安感による苦痛の方が大きいような気がするのだが…これじゃ本末転倒では?
これって普通のことなのでしょうか。こんど先生に話してみようかな。
どちらにせよ、不安感は脳のせい!と客観的に見る、いうメタ認知能力を持つことを大切にしていきたいと思いました。人生厳し〜。